こんにちは。
間取りは、ただの部屋の区切りではなく、人の心を導く「空間のリズム」です。
私はかつて住宅を設計しましたが、居心地のよい家にはある共通点があります。
それは、心の動きに寄り添った配置計画があること。
今は建築実務を離れていますが、健康オタクとして心身を整える暮らしを研究するなかで、
「間取り=メンタルデザイン」だと再確認しています。
光と動線が“心の流れ”をつくる
人の行動は、光と動線で変わります。
朝の光がリビングに差し込む家では、一日のスタートが軽やかになる。
逆に暗い廊下や無駄な動線は、心に“滞り”を生みます。
設計時に意識するべきは次の3点:
- 朝日が入る方向を確認し、活かす
- 廊下や扉の先に「抜け」を設けて圧迫感を減らす
- 窓際や柱の陰に“静のスペース”を確保
家具の配置が“心理の座標”を変える

イスやソファの位置ひとつで、人の感じ方は大きく変わります。
- 壁を背にして座ると安心感が高まる
- 出入口が見える位置に椅子を置くと落ち着く
- テーブルを中央から少しズラすと空間に余白が生まれる
こうした配置は心理学でも裏づけられています(環境心理学:プレグナンツの法則)。
「なんとなく落ち着く」空間には、必ず“根拠ある配置”が存在します。
シニアに最適な「3ゾーン間取り」

私が推奨するのは、3ゾーンの住環境設計です。
- 活動ゾーン:リビング・キッチン(明るく開放的)
- 静養ゾーン:寝室・書斎(落ち着いた照明)
- 調整ゾーン:玄関・廊下(外との気を切り替える)
この3つのゾーンを意識すると、
「心と体が切り替わる」生活リズムが自然にできあがります。
健康オタク建築士の実践メモ
- 朝の光を導くため、レースカーテンを透過性の高い素材に変更
- 椅子の位置を窓際に移動して“マイ・リラックス席”を確保
- 寝室の照明を電球色にして睡眠の質を改善
インテリアを少し工夫、調整するだけで、暮らしの中の“整う時間”が増えます。
まとめ
居心地は偶然ではなく、設計できるもの。
空間に光のリズムと心理の座標を整えることで、
家そのものが「心を癒す空間」へと変わります。
居心地のよい家は、住む人の内面を映す鏡。
🔗 次の一歩
建築士として住まいの工夫を考えるのと同時に、私は心と体を整える知恵を試すのが楽しみでもあります。
「もっと体系的に学びたい」と思われる方は、こちらを参考にしてみてください。


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