「もっと心地よく」を叶える、これからの住まいづくり
改めまして。元工務店社長の一級建築士として、長年住まいと人に向き合ってきた経験を活かし、55歳以上のシニア世代の皆さんの住まいに関するお悩みや、もっと快適に暮らしたいという想いをサポートするためのブログ記事も、ここから改めて投稿したいと思います。
年を重ねるごとに、住まいに対する考え方やニーズは変化していくものです。これまでの家は家族みんなで暮らすためのものだったかもしれません。しかし、お子さんが独立したり、ライフスタイルが変わったりすると、「今の家で本当に心地よく過ごせているだろうか?」と感じることが増えるのではないでしょうか。
これからのブログでは、皆さんが「心と体がととのう」住まいを実現するためのヒントを、私の経験と専門知識を交えながら、中立な立場でお伝えしていきます。
はじめに:なぜ今、「住空間の最適化」が必要なのか?
55歳以上のシニア世代は、まさに人生の次のステージを迎える大切な時期です。仕事や子育てが一段落し、ご自身の時間が増える方も多いでしょう。この時期だからこそ、住まいを「自分自身が本当に心地よく過ごすための場所」として見つめ直すことが、心の豊かさにつながると私は考えています。
「最適化」というと、大規模なリフォームを想像されるかもしれませんが、そうではありません。今ある住まいの良い部分を活かしつつ、少しの工夫や視点の転換で、もっと快適で、心安らぐ空間へと変えていくことを指します。それは、まるで「心と体がととのう」ような感覚です。
テーマ1:単なる「バリアフリー」じゃない!心の健康を育む住まい
住まいの「心地よさ」って何だろう?
「バリアフリー」と聞くと、手すりの設置や段差の解消といった「物理的な安全対策」を思い浮かべる方が多いと思います。もちろん、これらは非常に重要ですが、「住空間の最適化」による「気持ちのバリアフリー化」がたいせつである、と私は考えます。

本当に心地よい住まいとは、心身ともにリラックスでき、毎日を楽しく過ごせる場所のことです。
例えば、朝起きて最初に目に入る景色、コーヒーを飲むときに感じる光の温かさ、風が通り抜ける爽やかさ。こうした「感覚」に訴えかける心地よさが、心の健康を育むと信じています。
五感で感じる快適空間のヒント
では、具体的にどのようにすれば、五感で感じる快適な空間が生まれるのでしょうか?
- 視覚: インテリアの色つかい、目に優しい照明の色、好きなものが飾られたディスプレイ。
- 聴覚: 外部の騒音を和らげる工夫、静かに読書を楽しめる空間、心地よいBGMが流れる環境。
- 嗅覚: 玄関を開けた時に香る木の香り、お気に入りのアロマ、風に乗って運ばれてくる庭の草花の香り。
- 触覚: 素足が心地よい床材、肌触りの良いソファやカーテン、手になじむ建具の質感。
- 味覚: 採れたて野菜をすぐに調理できるキッチンアレンジ、仲間と食卓を囲むダイニング。
これらはほんの一例です。
テーマ2:今の家で「できること」を見つける楽しさ
大きなリフォームだけが解決策じゃない
「今の家を変えたいけれど、大掛かりなリフォームは大変そう…」そう考えている方もいらっしゃるかもしれません。ご安心ください。住空間の最適化は、必ずしも大規模な工事を必要とするものではありません。
実は、ちょっとしたアイデアや工夫で、住まいの印象は大きく変わります。例えば、照明を一つ変えるだけでも部屋の雰囲気はガラリと変わりますし、観葉植物を置いたり、家具の配置を見直すだけで視線や動線が改善されることもあります。
小さな工夫で「ととのう」空間に
例えば、以下のような身近なことから始めてみませんか?
- 照明の見直し: 温かみのある電球色に、調光機能付きの照明に変えるだけで、夜のリラックスタイムが充実します。
- 収納の見直し: 物の定位置を決める、見せる収納と隠す収納を使い分けることで、散らかりにくく、スッキリとした空間に。
- 色彩の活用: タペストリーや小物で、落ち着いた色や好きな色を取り入れ、気分をリフレッシュ。
- 動線の改善: よく使うものを手の届く場所に、頻繁に通る場所には物を置かないなど、整頓して日々の動きを楽にする工夫。
これらの小さな工夫が、しだいによりよい快適さへとつながっていきます。
【元工務店社長からのアドバイス】あなたの「モヤモヤ」を教えてください
私はこれまで、多くの家づくりに携わり、様々な住まい手の声に耳を傾けてきました。中には、なかなか人に言えないような「モヤモヤ」を抱えている方もいらっしゃいました。

- 夫婦二人になったのに、広すぎるリビングを持て余している…
- 昔ながらの間取りが、どうも使いにくい
- 老朽化が気になりつつも、どこから手を付けていいか分からない
- ちょっとした住まいの綻びを、自分で改善するための方法を気軽に知りたい
もし、あなたが今、住まいに関して何か「モヤモヤ」を抱えているなら、ぜひ私に聞かせてください。中立な立場で、あなたの「もっと心地よく」を叶えるためのヒントを一緒に考えたいと思っています。
おわりに:一緒に、新しい暮らしの扉を開きましょう
このブログを通じて、皆さんがご自身の住まいと向き合い、より豊かで、心安らぐシニアライフを送るための一助となれれば幸いです。
あなたの「もっと心地よく」に寄り添っていければ幸いです。


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